血液型占い
血液型で性格が決まるわけではないけれど、日本ではいちばん親しまれてきた読みものです。あなたの型と、気になる相手の型を選んでください。
型の読みを、ひらいています
あなたの型は
血液型と性格の結びつきは、科学的に確かめられたものではありません。ここでは、日本で長く親しまれてきた読みものとして、通説の型をたどりながら書いています。
A型 — 空気を読む整え役
A型はきちんとした人、という言い方をよくされますが、通説で語られる本当のところは、几帳面さよりも、場の温度をいちはやく察してしまう敏感さのほうにあるようです。送信する前にもう一度読み返して、語尾をやわらげてから送る。部屋がどれだけ散らかっていても、玄関とテーブルの上だけは戻さないと眠れない。集まりの帰り道で、誰かの表情がわずかに曇った一瞬を思い出して、あれは自分の言い方のせいだったかと巻き戻す。断るのが苦手なのは気が弱いからではなく、断ったあとに残る空気のほうを先に想像できてしまうからだ、という読みができます。仕事では、誰も引き受けたがらない細かい確認をいつのまにか自分の手元に集めていて、それを手柄として口にしないところまで含めてA型らしいとされています。整えているというより、乱れているところが自分にだけ見えてしまう。そういう人の話として、長く語られてきた型です。
想いを打ち明けるまでに時間がかかるのは、相手の気持ちを確かめきれないうちに動くと、今ある関係まで壊れてしまうと知っているからだとされています。会う約束が決まると、その日までに何度も予定を確かめ、当日の道順まで頭の中で歩いてしまう。関係が続くと、相手の機嫌に合わせて自分の希望を後ろへ回す癖が出やすく、溜まったものはある日、ささいな一言をきっかけにあふれることがあります。我慢が愛情だと思われがちですが、A型が本当に安心するのは、こちらの遠慮に気づいて先に聞いてくれる相手のようです。
血液型という大づかみな分け方のなかで、A型はいちばん語りやすい役を引き受けてきました。几帳面という一語に、あの細かい察しの全部が押し込まれています。
B型 — 自分の速度で進む人
B型は自由、という一言でまとめられがちですが、通説を近くで見ると、自由というより、興味の湧いた一点だけが異様にはっきり見えてしまう目のことのようです。夜中に急に思い立って棚の中身を全部出してしまう。読みかけの本が三冊、別々の部屋に散らばっている。話している途中で思いついたことのほうが面白くなって、話題が二つ先へ飛ぶ。会議では、みんなが暗黙のうちに飛ばしていた前提に、悪気なく「それはなぜですか」と手を挙げてしまい、場が少し止まる。協調性がないと言われることがありますが、実際は合わせないのではなく、合わせているつもりの基準がそもそも違う、という読みができます。嘘が下手で、顔に出て、機嫌も隠しきれない。そのぶん褒めるときも本気なので、B型に言われた褒め言葉は嘘っぽく響かないとされています。
好きになるまでは早く、好きになってからは思いのほか不器用になりやすいとされています。相手の話に本気で笑い、思いついた場所へ急に誘い、返事が来ない日は理由を考えるより先に別のことを始めてしまう。関係が深まると、縛られるのを嫌うというより、自分の時間を細かく確かめられることで気持ちが薄れていく傾向があるようです。ただ、放っておかれたいわけでもありません。距離を置かれると急に不安が顔を出す。自由にさせてくれる人ではなく、自由にしていても切れない糸を持っている相手と、長く続くという読みができます。
自由という言葉を先に貼られると、そこから外れて振る舞うときにも説明が要ります。B型の身軽さは、本人の手を離れたところで長く語られてきた言葉です。
O型 — 場をあたためる大きな器
O型はおおらか、と言われますが、通説でいうおおらかさは、細かいことに気づかない鈍さではなく、気づいたうえで先に流せる腹の据わり方のことのようです。人が集まると自然に飲み物の数を数えていて、話していない人の隣にいつのまにか座っている。頼られると断らず、面倒ごとを抱えたまま笑っている。そのくせ、自分の決めたことになると意外なほど動きません。表向きは相手の意見にうなずいていて、しばらくすると結局もとの案で進んでいる、ということが起きるようです。片づけは大枠だけ整っていれば気にならず、引き出しの中は本人にしかわからない秩序で回っている。外では大きく見えて、家に帰ると急に無口になり、明かりもつけずに座っている時間がある。その落差まで含めて、O型として語られてきた姿です。
一度心を決めると、迷いより行動が先に出るとされています。相手の暮らしの面倒を見たがり、疲れている日にはこちらから会う約束を持ちかけ、食べるものまで気にかける。愛情が態度に出るぶん、返ってくるものが少ないと感じたときの落ち込みは深く、それを言葉にできずに黙り込むことがあるようです。妬いていないふりが上手なのも、O型の少し不器用なところ。頼り上手な相手といるとどこまでも尽くしますが、本当に落ち着くのは、尽くしていない日の自分にも同じ顔で接してくれる人だという読みができます。
外では誰より大きく見えている人が、家に帰ると明かりもつけずに座っている時間があります。O型の器の大きさは、その暗がりのぶんだけ広いのだと読めます。
AB型 — 静と動を行き来する人
AB型は二面性があると言われますが、通説を丁寧に読むと、二つの人格があるというより、切り替えの境目が他の人より見えやすい、ということのようです。にぎやかな席で誰よりよく笑っていた人が、帰り道の駅で急に口数を減らす。ずっと連絡が続いていたのに、ある日から返信の間隔が伸びて、本人はそれを冷たさだと思っていない。仕事では感情を挟まずに要点だけを言えるので頼りにされ、そのぶん「何を考えているかわからない」と言われることがあります。距離のとり方が上手いのではなく、近づきすぎると疲れてしまう体質に近い、という読みができます。ひとりの部屋で、誰にも見せない時間を持っている人が多いとされ、その時間を削ってまで人に合わせた日は、翌日ぱたりと動けなくなることがあるようです。
気持ちがあるほど、表に出す前に一度冷静な自分が検分に入るとされています。好意は言葉ではなく、相手の話を細かく覚えている、必要なものをさりげなく用意している、という形で出やすい。素直に甘えるのが苦手で、そっけない返しをしたあとに、ひとりで言い直したい気持ちを抱えることもあるようです。関係が深くなるほど、ふたりの時間と、ひとりに戻る時間の両方が要ります。その引きこもる時間を心変わりだと責められない相手と、静かに長く続くという読みができます。
四つのうち最も数の少ない型に、いちばん多くの物語がついています。AB型が分かりにくいと言われるのは、語る側の材料がもともと乏しいという事情の裏返しです。
A型とA型
連絡の間隔も、言葉の選び方も、待たせないための気づかいも似ているので、最初のやりとりはおどろくほど楽に進むことが多いようです。既読のままにしない者同士、夜のやりとりが穏やかに終わる。体調のすぐれない日でも、心配をかけまいとして予定どおりに出てくるのが、この組では両側に起きることのようです。すれ違いが出るのは、どちらも先に折れることに慣れているときです。相手の希望を立てようとして、ふたりとも本音を出さないまま、当たりさわりのない予定だけが並んでいく。相手の好みを先に立てるので、贈りものひとつ決めるのにも何日もかかるようです。どこへ行きたいかを聞き合って、結局いつもの店になる。気を遣い合った分だけ疲れが溜まり、それを相手のせいにもできないので、静かに距離が開くことがあります。どちらかが一度、整っていない言い方で希望を口にできた日に、この関係は急に深くなるという読みができます。気づかいをやめるのではなく、その向きをひとつだけ自分へ返してみる。それで足りることが多いようです。
A型とB型
一緒にいると、A型は自分の枠がゆるむ心地よさを、B型はきちんと見てもらえる安心を受け取りやすいと言われます。B型の思いつきで急に遠回りをした帰り道に、A型が自分でも意外なほど笑っていることがある。かばんに入れっぱなしの折りたたみ傘や常備薬が、その日に限って役に立つ、という形でA型の用意が効く場面も多いようです。決まりごとから一度外れてみた日のことを、あとまで覚えているのはA型のほうだとも語られます。ぶつかるのは約束の扱い方のようです。A型にとって時間や段取りは相手への敬意そのもので、B型にとってはその日の気分で動かせる目安に近い。当日の昼に、やっぱり明日にしないかと連絡が届くと、A型は軽く見られたと受け取り、B型はそこまで怒ることかと戸惑う。変える理由まで一言添える習慣がつくと、正反対がそのまま補い合いに変わることが多いようです。同じ約束を、片方は形で、片方は気持ちで守っているだけだと読めます。
A型とO型
古くから相性がよいと語られてきた並びです。O型の大づかみな明るさがA型の細かい心配を薄め、A型の目配りがO型のこぼした細部を静かに拾う。集まりの日取りを決めて場所を押さえるのがA型、着いてから場をあたためるのがO型、というふうに役割が自然に分かれるので、一緒にいる時間の負担が少ないとされています。引っ越しや荷ほどきのような面倒ごとでも、箱に中身を書く側と重いものを運ぶ側にすぐ分かれるようです。人前で明るく振る舞ったあとのO型が疲れているのに、先に気づいて切り上げるのもA型だと言われます。危ういのは、その分担が固まりすぎたとき。O型は決める側、A型は整える側に据えられ、A型の希望が卓に上がらなくなります。O型は反対されていないので順調だと思い込み、A型はいつから言わなくなったのか自分でも忘れている。ときどき決める側を入れ替えてみる関係のほうが、長持ちするようです。今日はそちらが決めて、と言い合えるだけで十分だと読まれます。
A型とAB型
静かさの質が似ているので、はじめから妙に話しやすいことが多いふたりです。大きな声で盛り上がらなくても間が持ち、本や仕事の話をしているうちに、気づけば外がすっかり暗くなっている。展示や上映のあとの感想が、どちらも長くなるところも似ているようです。連絡の頻度を互いに求めないので、はじめの数か月は驚くほど摩擦がないとも言われます。ただ、そこから先へ進む速度は落ちがちだと言われます。A型は相手の気持ちが見えるまで動かず、AB型は気持ちを出す前に一度引っ込める。ふたりとも踏み出さないので、心地よいまま何年も止まっていることがあるようです。AB型の返信が急に三日空いたとき、A型がそれを自分への不満だと読み違えるのも、この並びの癖。理由のない引きこもりが自分には起きる、と先に配っておくと、A型は自分のせいだと巻き戻さずに済むようです。踏み出す役をどちらかが引き受けた日から、この組は急に前へ進むという読みができます。
B型とB型
速度も、興味の飛び方も似ているので、会話が途切れないふたりだとされています。深夜に思いついた話に相手が驚かず、そのまま乗ってくる。予定を細かく確かめ合わないので、息苦しさが出にくい。連絡のない日を、冷たさとして数えないところも似ています。行きたい場所が急に決まって、その週のうちに遠くまで出てしまうこともあるようです。思いつきに思いつきで返してくれる相手は、そう多くはないとも語られます。危ないのは、どちらも譲る役をやりたがらないときと、ふたりとも面倒な用事を後ろへ回すときです。楽しい時間は増えるのに、更新の手続きも、片づけも、話し合うはずだったことも宙に浮いたまま積み上がっていく。冷蔵庫の奥で同じものが繰り返し悪くなる、というようなことも起きるようです。言い合いになると双方が本気で筋を通そうとするので長引きます。翌日にはけろりと忘れているのに、そのときだけは引かない。退屈な用事を先に片づける癖がついた組は、思いのほか長く並んで歩けるようです。
B型とO型
明るさの相性がよく、一緒にいて疲れにくい並びだと言われます。B型の突飛な発想をO型が面白がって受け止め、O型の大まかさをB型が気にしない。周りからは、いつも楽しそうにしているふたりに見えます。機嫌のよさが移りやすいので、疲れている人ほどこの二人の輪に寄ってくるようです。急に思い立った遠出に、O型が財布ごと付き合ってしまうようなことも起きるようです。困っている人の話が出れば、ふたりとも似た速さで身を乗り出すところも合っているとされます。ずれが出るのは、O型が身内として抱え込みはじめてから。夜更かしの多さから食べているものまで気にかけるようになり、B型はそこに管理の匂いを感じて一歩引く。引かれたO型が寂しさを黙って態度に出し、B型はなぜ機嫌が悪いのかわからない。行き先を細かく確かめられること自体が、B型には近さではなく見張りのように届くのだと語られます。心配は好意であって縛りではないと伝わっている間、この組は驚くほど続くとされています。
B型とAB型
面白がる角度が近く、ほかの人には通じない冗談が通じるふたりです。B型の思いつきに、AB型が冷静な側から一言足して、話が思わぬところまで転がる。大勢の席で、ほかの人が笑っていない箇所でふたりだけが笑っている、ということも起きるようです。ふたりのあいだでだけ使う呼び名や合図が増えていくのも、この組らしいところのようです。説明の要らない相手だと、どちらも早い時期に気づくとされます。難しいのは、感情を出す速度の差だと言われます。B型は思ったその場で出し、AB型は持ち帰って整理してから出す。その場で、で、どう思っているのかと詰めると、AB型は口を閉じ、B型は拒まれたと受け取る。答えを持っていないのではなく、まだ形にしていないだけ、ということが多いようです。言い合いになった翌朝、AB型からきれいに整った長い文が届いて、B型がその落差に驚くこともあるようです。返事を翌日に回してもいい関係にできると、このふたりは退屈しません。
O型とO型
似た者同士で、一緒にいる空気が楽な並びとされています。細かいことを言い合わず、困っている人がいればふたりとも自然に体が動く。周囲からは頼れる二人として扱われやすい。集まりが終わったあと、気づけばふたりだけが会場に残っている、ということも起きるようです。頼まれごとの多さを互いに笑い合えるのも、この組の楽なところのようです。支払いのときに双方が引かず、押し問答のまま列が進まないような場面も起きるようです。ぶつかるのは、どちらも自分の決めたことを譲らない場面です。表向きはうなずいているのに内側の考えが動いていないので、同じ話が形を変えて何度も戻ってくる。三度目に相手が同じ提案をしてきたところで、ようやくお互い気づく。しかも双方が面倒見たがりなので、相手のために我慢したという気持ちが両側に溜まります。どちらが偉いという話にはならないぶん、行き場のない気持ちだけが残るようです。勝ち負けにせず、今回はどちらの案でいくかだけを先に置ける組は、長く続くようです。
O型とAB型
外から見ると温度差の大きい並びですが、噛み合ったときは、O型の遠慮のなさがAB型の緊張をほどく形になるとされています。AB型が言葉にしないでいることを、O型が悪気なく先に聞いてしまい、それで楽になることがある。前ぶれなく届く差し入れに、AB型のほうが救われている日もあるようです。言葉にできない時期のことを、理由を尋ねずに待てるところもO型にはあるとされます。難しいのは愛情の見せ方です。O型は会う回数と世話で示し、AB型は距離を保つことで安心を保つ。会えない日が続いたあと、O型が数えているのは回数で、AB型が数えているのは自分に残っている力だ、という食い違いが起きるようです。冷たいのではなく、示し方の通貨が違うのだと読めます。どちらの示し方も間違ってはいないので、正しさの話にしないほうが早いとされます。訳し合うのに要るのは我慢ではなく、言い方をひとつ覚えることのようです。互いの通貨がわかったふたりは、周囲が思うより静かに長く続きます。
AB型とAB型
言わなくても伝わる部分が多く、余計な説明が要らない並びとされています。ひとりになりたい日を責め合わず、一週間ほど間があいても不安にならない。離れた場所で同じものを読んでいて、ずいぶん後になってそれがわかる、というようなことも起きるようです。近況を尋ね合わなくても、相手の暮らしがだいたい想像できるところもあるとされます。互いの世界を持ったまま並んでいられます。同じ場所にいても各自の手元に戻れる時間が、この組では休息になるようです。そのかわり、どちらも先に気持ちを出さないので、好意があっても関係の形が決まらないまま季節が変わることがあるようです。すれ違ったときも、話し合うより各自で整理してしまい、結論だけが静かに置かれる。口論にならないぶん、直せる余地のあるうちに手が入らないとも言われます。冷めたわけではないのに終わってしまう、というのがこの組のいちばんの危うさ。うまく言えないと前置きしてから話し出せた側が、この並びをつなぐ役になるという読みができます。