九星気学・本命星占い
九星気学は、生まれた年の気を九つの星に分けて読む占いです。生年月日から本命星を出し、お相手がいれば五行の関係で相性まで読みます。
生まれの星を、読みに置き換えています
あなたの本命星は
本命星は生まれ年で決まりますが、暦の上では立春(2月4日ごろ)で年が切り替わるとされ、1月1日から立春前までに生まれた方は前の年の星で読む流派が一般的です。ここでは本命星だけを扱っており、月命星や傾斜、その年ごとの盤の巡りは含んでいません。
九つの本命星
生年月日を入れなくても、それぞれの星の読みをここで見られます。
一白水星
静かに流れる水
一白水星は五行の水にあたり、器の形にそって静かに姿を変えていく星とされています。生まれ年の星は性格の飾りではなく、その人が立っている土台のようなもので、一白の土台は「合わせられること」です。相手の話の調子に合わせて声の高さを変え、場の空気が重ければ自分から軽い話題を出す。まわりからは付き合いのいい人に見えていて、その実、家に帰って靴を脱いだ瞬間に、今日の自分は少し無理をしていたと気づくことがあるようです。水は低いところへ流れます。まっすぐぶつかるより回り道を選ぶので、遠回りに見えて、いつのまにか一番深いところに届いている。苦労を苦労のまま終わらせず、後になって効いてくる形に変えられるのが、この星の強さだと語られます。
恋愛と縁
恋愛では、好きになるまでに時間がかかり、いったん流れ込むと深いところまで届く読みができます。相手の言い方や間の取り方をよく覚えていて、機嫌の変化に早く気づく。そのぶん、返信の間隔ひとつで気持ちを測ってしまい、夜に画面を見つめる時間が長くなりやすいところもあるようです。尽くすことが自然にできる人なので、受け取るばかりの相手といると、自分のほうだけが静かに減っていきます。合わせるのをやめても気まずくならない相手といるとき、この星の想いは無理なく続くとされています。
運気の流れ
一白水星は、はじめから主役として立つ場所より、人と人の間に入る場所で力が出るとされています。話をつなぐ、間に立って調整する、相手が言えずにいることを言葉にして返す。そういう役回りのときに縁が広がり、その縁が後の仕事や暮らしを運んできます。すぐに実らない時期の積み重ねが、時間をおいて効いてくる形になりやすい星でもあるようです。
水は器のかたちに逆らいません。一白の人が正面からぶつからず回り道を選ぶのも、低いほうへ落ちていく水の順路をそのままなぞった動き方です。
二黒土星
育てる土
作物を育てる畑の土。二黒土星は、五行の土のなかでもそう語られる星だとされています。生まれ年の星はその人の土台にあたり、二黒の場合は「育てること」がそこに置かれます。誰かが置いていった種を、なんとなく引き受けて、水をやり続けてしまうところがあります。会議で誰も引き取らない仕事、家のなかで名前のついていない家事、途中で止まったままの連絡。そういうものに最初に手を伸ばすのがこの星の人だと語られます。前へ出て旗を振るより、後ろから支えているときのほうが体が軽い。ただ、土は一度に多くを抱えると重くなります。頼まれごとを断れないまま日が過ぎて、夜中にひとり「なんで自分ばかり」と思う時間が来るのも、この星の人によくある形のようです。急な変化には強くないほうで、段取りが崩れた日は、それだけで一日ぶんの元気を持っていかれることもあると語られます。
恋愛と縁
恋の形としては、燃え上がる速さより、続く長さのほうに向いていると読まれます。相手の好みを覚えて、体調の変化に気づいて、言われる前に用意している。その優しさは、気づく人にとっては得がたいものですが、当たり前として受け取る相手には見えません。尽くした量で想いを測られない関係のほうが、この星の人は息をします。一緒にいる時間より、相手のいない時間に相手のことを考えている量のほうが多い星でもあります。気持ちを言葉にするのが苦手なぶん、日々の手のかけ方がすでに答えになっていることも多いようです。
運気の流れ
二黒土星は、短い勝負より積み重ねの場面で運が動くとされています。同じことを続ける、人の面倒を見る、任された役目を途中で置かない。そういう時間の使い方がそのまま信用になり、ある日その信用のほうから話が来ます。目立つ役ではなく、いないと回らない役に入ったときに、この星は力を持つと語られます。土のように、まず置かれた場所を肥やしてから動くと、縁が途切れにくいとされます。
畑の土が、実った作物の名で呼ばれることはありません。生まれ年の星が示せるのは、二黒がその並びに置かれたというところまでです。
三碧木星
春に鳴る雷
三碧木星は五行の木のうち、春先に伸びる若木と、鳴りはじめの雷にたとえられる星とされています。生まれ年の星はその人の土台で、三碧の土台は「先に声が出ること」です。思いついたことを黙っていられず、口に出してから考えはじめる。集まりで会話の口火を切るのはたいていこの星の人で、場が静まったときに最初に何か言うのも同じ人だと語られます。動き出しが早いぶん、興味の移りも早く、始めたものが途中で置かれることもあるようです。それは飽きたというより、次の芽がもう見えているから。ひとつを長く育てる型ではなく、芽をたくさん出して、残ったものを伸ばしていく型の星だとされています。音や言葉に敏感なところがあり、人の声色ひとつでその日の気分が変わることもあるようです。
恋愛と縁
恋愛では、気持ちが顔にも声にも出やすく、隠しているつもりで全部伝わっている読みができます。好きだと思った日から距離が縮むのが速く、相手にとっては嬉しくもあり、少し驚きでもある。勢いのまま言いたいことを言って、その夜に枕へ顔を押しつけることもありそうです。返事を待つ時間がいちばん苦手な星でもあります。熱の高い時期を過ぎたあと、同じ相手と静かに続けられるかどうかが、この星の分かれ目になりやすいようです。取り繕わない正直さを面白がってくれる相手のそばで、この星の明るさは長く続くとされています。
運気の流れ
三碧木星は、はじめる場面で運が動くとされています。新しい企画、まだ誰もやっていない役、声を使う仕事。人前で話す、教える、伝えるといった場面と縁が深い星です。できあがった仕組みを守る役より、何もないところに一本目を立てる役に回ったときに、この星の勢いは活きると語られます。動き出しの速さがそのまま値打ちになるので、迷っている時間が長いほど、この星は本来の調子から離れていくようです。
雷は、鳴ることと光ることのあいだに間を持ちません。三碧の言葉が考えより先に出るのは、雷と同じ順序で生まれついたからだと語られます。
四緑木星
風に運ばれる縁
四緑木星にあてられるのは、木のなかでも風だとされています。生まれ年の星が土台だとすれば、四緑の土台にあるのは「行き来すること」です。風は自分の形を持たず、においも音も人も運びます。この星の人のところには、なぜか話が集まってきます。誰かと誰かをつないだ結果として自分の予定が埋まっていたり、引き合わせた相手同士が親しくなっていたり。人当たりのやわらかさは生まれつきの得で、初対面の場でも角が立ちません。ただ、風は方向を決めかねます。どちらの言い分もわかるので返事を先に延ばし、待たせているうちに機会が過ぎることがあるようです。人のことを整えるのが得意な人ほど、自分のことは整わないまま置かれがちだと語られます。香りや身なりに気を配る人が多く、第一印象で得をしてきたぶん、中身を知られる場面でかえって緊張することもあるようです。
恋愛と縁
恋愛では、縁の数に恵まれやすい読みができます。誘われることも、引き合わされることも多く、そのぶん、どの人が本当なのか自分でもすぐには言えない時期がありそうです。相手に合わせて話し方を変えられるので、たいていの人と穏やかに続きます。ただ、穏やかさは決めていないことの言い換えにもなります。この星がいちばん揺れるのは選ぶ場面で、会う約束を重ねながら心のなかで比べている時間が長くなりやすいようです。決めたあとの落ち着き方は、深いとされています。
運気の流れ
四緑木星は、人と人の間、街と街の間、会社と会社の間で運が動くとされています。取り次ぐ、案内する、話をまとめる、遠くへ出かける。そういう場面と縁が深い星です。信用が積もると頼まれごとの質が変わっていきます。ひとりで結論を出す役より、間に立つ役のほうが、この星は伸びやすいと語られます。急いで詰めるほど話が細るので、間をあけて相手の言葉を待つほうが、結果としてまとまりやすいようです。
風は運んだ荷物の行き先を決めません。四緑の人は、誰と誰を引き合わせたかを、あとになって人から聞かされて思い出すことがあります。
五黄土星
動かない中心
五黄土星は五行の土のうち、九つの星の中心に置かれる星とされています。帝王の星と呼ばれることもありますが、それは偉いという意味ではなく、良くも悪くも影響が大きい、という読みに近いようです。生まれ年の星はその人の土台で、五黄の土台は「動かないこと」。まわりが揺れているときほど落ち着いていて、決まらない場で最後の一言を引き受けるのがこの星の人だと語られます。半面、自分が納得した形をそのまま人にも当てはめてしまい、悪気なく相手を押すことがあるとされます。土は物を腐らせもすれば、腐ったものを土に返して次を育てもする。誰かが崩したあとの後始末が回ってきやすいのも、この星の役回りのようです。味方にも敵にもなりやすく、この星の人のことを、人はあまり中間の言い方では語らないようです。
恋愛と縁
恋愛では、好き嫌いがはっきりしていて、間の温度をあまり持たない読みができます。決めた相手には惜しまず動き、そうでない相手には関心がほとんど向かない。その率直さは頼もしくもあり、相手にはきつく届くこともありそうです。思いやりのつもりで言ったことが、声の強さのせいで指示のように受け取られる日もあるようです。尽くすときは徹底していて、相手の暮らしごと引き受けようとするところがあります。その重さの正体が相手に伝わるまでに、少し時間がかかることも多いようです。言い負かさずに返事を待てた日の関係は、静かに長く続くとされています。
運気の流れ
五黄土星は、平らな場面より、崩れた場面で力が出るとされています。立て直し、引き継ぎ、誰も手を挙げない役。一度沈んだものをもう一度立ち上げる仕事と縁が深い星です。順調なときに細かく動き回るより、腹を決めて動かずにいるほうが、この星は形になりやすいと語られます。人の下で細かく合わせ続ける場所より、責任ごと預けられた場所のほうが、この星は落ち着くとされます。
中心に置かれた土は、上に何が積まれても位置を変えられません。押しが強いと見られる性質は、動かない場所からしか物を言えない不便さでもあります。
六白金星
筋を通す天
天そのもの、あるいは鍛えられた大きな金属。六白金星は、五行の金のなかでそう語られる星だとされています。生まれ年の星はその人の土台にあたり、六白の場合はそこに「筋を通すこと」が置かれます。正しいと思った線を自分にも人にも引くので、頼りにされる一方で、線の外に出た相手には厳しくなりがちです。約束の時間、言葉づかい、仕事の詰め方。細かいことのようで、この星の人にとっては人としての形の問題なのだと語られます。弱っているところを見せるのが苦手で、しんどい日ほど背筋を伸ばして出かける。頭を下げるのは実のところ上手なのですが、下げると決めるまでに時間がかかるところがあるようです。身なりや持ち物にも自分なりの基準があり、安いからという理由では選ばないところがあります。数は少なくても、長く使えるものを手元に置く型だとされます。
恋愛と縁
駆け引きの苦手な、まっすぐな恋をする星だとされています。気に入らないことをうまく流せず、態度に出てしまう。そのかわり、嘘や曖昧さがないので、そばにいる人は安心できます。守る相手だと思えば、時間もお金も惜しまない星です。ただ、良かれと思って出した助言が、相手には採点のように聞こえることがあるようです。察してほしいとは言わないかわり、伝わっていないとわかった瞬間に急に黙り込むところもあるようです。言い方をひとつ柔らかくした日から、ふたりの空気が変わることも多いとされています。
運気の流れ
六白金星は、任される場面で運が動くとされています。責任のある役、判断のいる役、人の前に立つ役。細かく指示を受け続ける場所より、範囲ごと渡されて自分で回す場所のほうが力が出ます。ひとりで抱え込まず、人に任せ返せるようになったときに、この星のできることは広がると語られます。決めどころで踏み切れる強さがあるので、判断を人に預けたままの場所では、この星は力が余ってしまうとされます。
鍛えた金物は、曲げようとすれば折れるほうへ寄ります。六白が譲るまでに時間を要するのは意地ではなく、しなる作りに生まれていないというだけのことです。
七赤金星
灯りのある食卓
七赤金星は五行の金のうち、装身具や、水をたたえた沢にたとえられる星とされています。生まれ年の星はその人の土台で、七赤の土台は「和ませること」です。重い話を軽くして返せる人で、この星の人がひとり入るだけで、場のとがりが取れると語られます。食べること、話すこと、笑うことを大切にし、人といる時間そのものが栄養になる型。半面、にぎやかな席から帰ったあとの静けさに、いちばん弱いのもこの星だとされます。人を楽しませているうちに自分の話をしそびれ、誰よりも人といた日なのに、肝心なことは誰にも言えていない、という夜があるようです。身につけるものや食べるものの好みがはっきりしていて、心が弱っている日ほど、そこに出るとも言われます。気に入った店へ何度も通うのも、この星らしい形のようです。
恋愛と縁
好かれやすく、始まりが軽やかなのが、この星の恋の形だと語られます。話が途切れず、一緒にいて相手を疲れさせない。ただ、場を明るく保つ癖がそのまま出て、本当に困っていることを言えないまま関係が進むことがありそうです。寂しさから返事を急いでしまう日もある星だとされます。好意の伝え方が上手なので、こちらの本気がどこにあるのか、相手に測りかねられることもあるようです。笑わせなくても間が持つ相手、黙っていても居心地の悪くならない相手のそばで、この星はいちばん自然でいられるようです。
運気の流れ
七赤金星は、人と向き合う場面で運が動くとされています。接客、営業、教える仕事、人を集める場。口を使う役と縁が深い星です。お金は入りも出も大きくなりやすく、楽しみのために使った分が、そのまま人の縁になって返ってくることもあると語られます。人が集まる場所に身を置くほど、話は向こうから運ばれてくるとされます。ひとりで抱えて進めるより、誰かと組んだときのほうが早い星です。
沢の水は、日が落ちると真っ先に冷えます。七赤が宴の帰り道でふいに口数を減らす時間は、その水面と同じ順序で訪れるようです。
八白土星
積み上がる山
山にあたるのが、五行の土のなかの八白土星だとされています。生まれ年の星が土台なら、八白の土台に置かれているのは「積むこと」です。始めるまでが長く、始めたら簡単には降りない。人から見れば頑固に映るその粘りが、この星の人のいちばんの財産だと語られます。山は動きませんが、季節の変わり目はいつも山の稜線から来る。区切りや引き継ぎの場面に立ち会うことが多く、家のこと、親のこと、代が替わる話が回ってきやすい星ともされます。決めるまでに時間をかけるので、まわりから急かされがち。それでも、自分の速さで積んだものだけが残るのを、この星の人は経験で知っているようです。身内と外の線がはっきりしていて、内側に入れた相手には驚くほど手を尽くすところがあるようです。そのかわり、線の内側に人が増えるのはゆっくりだとも言われます。
恋愛と縁
恋愛では、進みが遅く、いったん決めたら動かない読みができます。相手の言葉より、続いた時間のほうを信じる型。急に距離を詰められると身構えますが、同じ人と同じ場所に何度も行くうちに、静かに心が決まっていきます。思っていることを言わずに溜める癖があり、限界まで我慢してから一度に出してしまうこともあるようです。離れると決めるのもまた遅く、終わったあとの時間を長く引きずりやすい星だとされます。小さい引っかかりを早めに言葉にできた関係のほうが、この星は長く続くとされています。
運気の流れ
八白土星は、変わり目の場面で運が動くとされています。引き継ぐ、立て直す、続いてきたものを預かる。住まいや土地にまつわることと縁が深い星ともされます。短い期間で結果を出す役より、年単位で積み上げる役に回ったときに、この星の粘りは形になると語られます。誰かがやめたあとを引き受ける場面で、この星の値打ちは目に見える形になります。急かされる話ほど、一度置いてから返すほうが良いとされます。
山そのものは動きませんが、季節の変わり目はいつも稜線のあたりから始まります。八白へ引き継ぎの話ばかりが回ってくる理由も、その位置にあります。
九紫火星
照らす火
太陽、あるいは夜の灯り。九紫火星は五行の火にあてられ、そう語られる星だとされています。生まれ年の星はその人の土台にあたり、九紫の場合はそこに「照らすこと」があります。良いものと物足りないものの区別が速く、理由を説明する前に答えが見えている。美しいものへの目がきき、服でも文章でも人でも、直感で当ててしまうところがあると語られます。火は明るいぶん、消えるのも速い。夢中になっていたものに翌週まったく手が伸びない日があり、気分の上下を自分で持て余すこともあるようです。人前では華やかに見えていて、帰り道でひとり急に静かになるのも、この星によくある形だとされます。頭の回転が速いぶん、遠回しな言い方に苛立ちやすく、それが顔に出てしまうこともあるようです。隠しごとのいちばん似合わない星だとも語られます。
恋愛と縁
始まりが強く、印象のほうで決まる恋をする星だと読まれます。目が合った瞬間に近いところで心が決まり、理由はあとから探す型。感情の出方がはっきりしているぶん、想いは相手にわかりやすく届き、同時に、冷めたときも隠せません。見た目や場の雰囲気に心を持っていかれやすいところもあるようです。気持ちが強い時期に、相手を試すような言い方をしてしまい、あとで悔いることもあるようです。熱の高い日だけでなく、何もない静かな日の自分も見せられる相手といるとき、この星の縁はいちばん長く続くとされています。
運気の流れ
九紫火星は、見られる場面で運が動くとされています。表に立つ役、選ぶ役、美しさや善し悪しを判断する仕事。人の目に触れるところに置かれたときに、この星の直感は値打ちになります。名前を伏せて進めるより、自分の名前で出したほうが向いていると語られます。調べる、見分ける、教えるといった目と頭を使う仕事とも縁が深いとされます。まわりに人のいる環境のほうが、この星は明るさを保てるようです。
火は、自分が照らしている範囲の外側だけは見ることができません。九紫の直感がときどき手前で外すのは、明るさそのものが影をつくるためだと語られてきました。
九