風水・方角と場所の意味
風水は、住まいの向きと物の置き方で気の流れを整える考え方です。方角と場所ごとの意味を、通説に沿ってまとめました。
色
色は木・火・土・金・水の五行に配当され、方角の気を強めたり補ったりする道具として使われます。
風水で色は、方角ごとに宿る気を助ける小道具のようなものとされます。たとえば西は実りの気を持つ方角なので、そこに黄色を置くと金運を後押しすると読まれ、北は静かな水の気を持つため、あたたかみのある色を添えて冷えを補うと考えられています。色そのものに固定された良し悪しがあるわけではなく、置く場所や本人の状態との組み合わせで意味が変わる、というのが通説の考え方です。同じ赤でも、活力を引き出す場所とぶつかりを生む場所があるとされます。
- 方角×色の定番の組み合わせ
- 西に黄色、北にあたたかみのある色、東に青や緑、南に赤系、というのが方角と色を合わせる代表的な読みです。方角が持つ五行と色の五行を重ねることで、その方角の気をより強く働かせる考え方とされます。全方角を一度に揃える必要はなく、気になる方角から一色ずつ試すのが定番の進め方です。
- 恋愛運の色
- 対人運や想い人との縁に結びつけて語られるのはピンクで、やわらかさや親しみの気を持つ色とされます。淡いピンクは穏やかな関係を、濃いピンクは情熱寄りの読みになるとされ、寝室や玄関など人の出入りする場所に小さく取り入れる使い方が定番です。赤を足すと勢いは増しますが、強すぎると落ち着きを欠くという声も多いようです。
- 金運の色
- 金運の話で定番として名前が挙がるのは黄色と金・茶系の色です。黄色は実りと豊かさ、金や茶色は蓄えと安定に結びつけて読まれ、財布や西の方角と組み合わせる定番があります。ただし派手すぎる黄色は落ち着きを欠くとして、クリーム色やベージュなど淡いトーンを勧める流儀も多く見られます。
- 浄化・仕切り直しの色
- 白は何色にも染まっていない色として、浄化や仕切り直しの気を持つと読まれます。引っ越しや模様替えなど、場を一新したいときに白いファブリックや小物を足すのが定番です。真っ白すぎる部屋は冷たく感じられることもあるため、木や布のあたたかみのある素材と組み合わせるとよいとされています。
- 避けたい組み合わせ
- 南は火の気の方角なので、水を思わせる青や黒を大きく取り入れると気がぶつかるとされ、避ける流儀が多数派です。同様に西は実りを収める方角のため、燃え上がる気を持つ赤を大きく置くと実りを燃やすと読まれます。色の相性は方角とセットで考えるのが通説の作法です。
部屋全体を塗り替える必要はなく、クッションやタオルなど目に入る小物ひとつから試すのが定番の作法です。好きになれない色を義理で置くより、心地よく続けられる濃さで合わせるほうが長続きするとされています。まずは今いちばん気になっている方角や悩みに合わせて、一色だけ選ぶところから始めてみましょう。
方角の基本
方位は家の中心に立って測り、八方位それぞれに担当の運気が割り当てられています。
北は信頼と蓄え、北東は変化と転機、東は発展、南東はご縁、南は人気と直感、南西は家庭と安定、西は実りと金運、北西は後ろ盾――というのが八方位の代表的な読みです。方位磁石やアプリで家の中心から測るのが基本の手順とされ、部屋の位置だけでなく玄関やベランダの向きも合わせて見る流儀があります。どの方位にも良い面と注意点の両方があり、単独の吉凶より生活の中でどう使うかが重視されます。
- 悩み別・最初に見る方位
- 恋愛や信頼の悩みなら北と寝室、金運なら西と財布、仕事や新しい挑戦なら東、良いご縁を広げたいなら南東、評判や見た目の印象なら南――というのが、悩みから方位を引くときの代表的な対応です。全部を覚える必要はなく、いまいちばん気になっている一つだけ引ければ十分とされています。
- 方位の測り方
- 方位は住所ではなく、家の中心点からコンパスやアプリで測るのが基本とされます。マンションなら住戸の中心、戸建てなら建物全体の中心を基準にする流儀が多く、部屋単位で細かく測るより、まず家全体の中心から八方位を割り出すのが最初の一歩です。
- 鬼門・裏鬼門の考え方
- 北東は鬼門、南西は裏鬼門と呼ばれ、気の出入りが激しく乱れやすい方位として扱われます。ここを清潔に保ち、水回りを置く場合はとくにこまめな掃除を心がける、というのが通説の対処法です。鬼門を過度に恐れるより、荒れやすい場所として意識する程度でよいとする流儀も広がっています。
- 全部を一度に整えない
- 八方位をすべて同時に整えようとすると作業が続きません。いま気になっている悩みの担当方位をひとつ選び、そこだけ掃除と換気から手をつけるのが定番の進め方です。慣れてきたら次の方位、という順番で少しずつ広げていく流儀が現実的とされています。
まずは家の中心から方位を測ってみて、いちばん気になっている悩みの担当方位を一つ選びましょう。そこだけ掃除をして風を通し、必要なら色や小物を足していく、という順番が続けやすい整え方です。
西
実り・収穫を象徴する方角で、金運の話にもっとも頻繁に登場します。
西は太陽が沈んでいく方角で、一日の実りを収める場所とされます。ここが散らかっていたり暗かったりすると、集めた実りが漏れて出ていくと読むのが通説で、「西に黄色で金運」という定番の組み合わせもこの考え方から来ています。夕方に西日が強く差し込む部屋は気が乱れやすいとされ、カーテンなどで和らげる工夫が勧められます。
- 定番の色の組み合わせ
- 西には黄色やクリーム色、ベージュなど、実りを思わせる色が定番とされます。差し色として金色の小物を添えると、蓄える力をさらに後押しすると読む流儀もあります。派手すぎる黄色より、淡く落ち着いたトーンのほうが長く心地よく使えるとされています。
- 避けたい色・もの
- 赤は火の気が強く、実りを燃やしてしまうとされ、西には大きく置かない流儀が多数派です。同様に、割れ物や壊れたものを西に放置すると実りがこぼれると読まれ、早めに片づけることが勧められます。
- 西日との付き合い方
- 夕方に西日が強く入る部屋は、気の流れが乱れやすいとされます。厚手のカーテンやブラインドで日差しをやわらげ、日中の熱がこもらないよう換気することが、西の気を整える基本の作法とされています。
- リビング・玄関が西向きの場合
- リビングや玄関が西向きにあたる家では、夕方以降の照明を早めにつけて明るさを保つとよいとされます。西の部屋に観葉植物を置く場合は、丸みのある葉のものが気をやわらげると読まれ、選び方の目安になります。
西側の窓辺や棚を片づけて、黄色かクリーム色の小物をひとつ置くところから始めるのが定番です。派手な赤の小物は避け、割れ物や壊れたものは早めに手放すと、実りを溜めやすい状態が整うとされています。
東
太陽が昇る方角で、仕事・発展・若さを担当するとされます。
東は始まりと成長の気を持つとされ、仕事運や新しいことを始める力に結びつけて読まれます。音の出るもの――テレビやスピーカー、ラジオ――を東に置くとよい、という通説もこの「動き出す気」の読みから来ています。朝の光をよく通す方角でもあるため、一日の始まりを整える場所として扱われます。
- 音のあるものとの相性
- 東は音や振動と結びつく方角とされ、テレビやオーディオ機器、目覚まし時計を置くと仕事運や発展運を後押しすると読まれます。楽器を東に置く流儀もあり、動きのある気を歓迎する方角として扱われています。
- 朝の光と換気
- 東の窓は朝いちばんに光が入るため、カーテンを開けて空気を入れ替えることが基本の整え方とされます。朝の光を浴びる習慣は一日の気の巡りを整えるとされ、東向きの部屋ではとくに朝の過ごし方が重視されます。
- 色と植物の組み合わせ
- 青や緑は東の気と相性がよいとされ、カーテンや小物に取り入れる流儀があります。上へまっすぐ伸びるタイプの観葉植物も東に置くと発展の気を後押しすると読まれ、成長を象徴する植物として選ばれています。
- デスク・仕事道具の配置
- 仕事運を高めたい場合、東側にデスクを置く、もしくは東を向いて座ると集中力や意欲を後押しすると読む流儀があります。書類や名刺など仕事道具を東側にまとめておくのも定番の整え方とされています。
- 散らかりを溜めない
- 読み終えた古い新聞や期限切れの書類を東に溜めると、始まりの気が止まってしまうとされます。動き出す方角だからこそ、使わなくなったものはこまめに手放し、常に新しい風が通る状態を保つことが勧められています。
朝いちばんに東側の窓を開けて光と風を入れるのが、もっとも手軽な整え方とされます。青や緑の小物、まっすぐ伸びる観葉植物を足し、テレビやオーディオを東に置くと発展の気を後押しすると読まれています。
南
光がもっとも強く入る方角で、人気・美しさ・直感を担当するとされます。
南は火の気を持つ方角とされ、人からどう見られるか――人気運や美容運――に結びつけて読まれます。直感が冴える方角ともされ、センスや評判にまつわる悩みで最初に見られる場所です。火の気が強い分、水回りとの相性には注意が必要とされています。
- 観葉植物との組み合わせ
- 南には背の高い観葉植物を一対で置くとよい、という通説が広く知られています。葉が上を向いたタイプは気を活発にし、人気運や評判を後押しすると読まれ、玄関以外にリビングの南側に置く流儀も定番です。
- 避けたい組み合わせ
- 水回りのものや大きな鏡を南に置くのは、火と水がぶつかるとして避ける流儀が多数派です。観葉植物用の水やりも、こぼしたままにしないよう気をつけるとよいとされています。
- 美容運・センスとの結びつき
- 南は見た目の印象や評判に結びつく方角とされ、美容道具やメイク用品を南側に置くとよいという読みがあります。姿見を置く場合は南以外の壁を選ぶ流儀が多く、鏡は別の方角に譲るのが定番です。
- 色の相性
- 南は火の気の方角のため、赤や緑など火・木の気を持つ色との相性がよいとされます。強い赤を大きく使うより、差し色として観葉植物の緑と組み合わせるほうが、落ち着いた形で気を活かせると考えられています。
- 日差しの調整
- 南は一年を通して日差しが強く、火の気が過剰になりやすい方角ともされます。真夏は遮光カーテンで熱をやわらげ、冬は光を取り込むといった季節ごとの調整が、火の気を暴れさせない整え方として語られています。
南の窓辺やリビングに背の高い観葉植物を一対で置き、水回りや大きな鏡は別の方角へ移すのが定番の整え方です。日当たりのよさを活かして、こまめに掃除と換気をすることが火の気を整える基本とされています。
北
静けさと蓄えの方角で、恋愛・信頼・貯蓄を担当するとされます。
北は水の気を持つ静かな方角とされ、深い信頼関係や秘めた想い、お金を蓄える力に結びつけて読まれます。冷えやすい方角なので、あたためるほど良く働くと読むのが通説です。日当たりが弱い場所ほど、照明やあたたかみのある色で補う工夫が求められます。
- 恋愛・信頼運との結びつき
- 北は静かに深まる縁を象徴する方角とされ、想い人との信頼関係や長く続く縁に結びつけて読まれます。北側の部屋で眠っている人は、恋愛の悩みで風水を頼る際にまずここを整えるとよいとされています。
- 貯蓄運との結びつき
- 水の気は流れを持つと同時に、器に溜める性質もあるとされ、北はお金を蓄える力とも結びつけられます。貯金箱や通帳を北側の静かな場所にしまうとよい、という定番の作法があります。
- 冷えの補い方
- 北は日当たりが弱く冷えやすい方角のため、あたたかみのある色や素材で補うのが通説の作法です。ピンクやアイボリーの布ものを足したり、照明を明るくしたりすることで、静けさを保ちながら気の巡りをよくすると読まれます。
- 水回りとの相性
- 北はもともと水の気を持つ方角のため、浴室やトイレなどの水回りと相性がよいとされる一方、汚れや湿気を溜めると気が滞りやすいとも読まれます。換気とこまめな掃除がとくに重視される方角です。
- 静けさとの相性
- 北は物音の少ない環境と相性がよいとされ、大音量のスピーカーや振動の強い家電を置くと落ち着いた気が乱れると読まれます。にぎやかさより静けさを保つことが、信頼や蓄えの気を育てる条件とされています。
ピンクやアイボリーなど、あたたかみのある色の布ものを置くのが定番の整え方です。北側の部屋で眠っている人は、寝具をあたたかい色に替えたり、照明を一段明るくしたりするだけでも整え方のひとつになるとされています。
玄関
すべての気が出入りする、家の入口にあたる場所です。
風水で玄関は運の入口とされ、家全体の気の質はここで決まると読まれます。明るく、風が通り、床が見えている玄関ほど良い気が入りやすい、というのが通説です。第一印象を決める場所でもあり、来客だけでなく暮らす人自身の気分にも影響すると考えられています。
- 靴とたたきの整え方
- たたきに出しておく靴は人数分までに減らし、それ以外は下駄箱にしまうのが定番の整え方です。靴の泥や汚れをそのままにせず、こまめに拭き掃除をすることで、入口の気を清潔に保つとされています。
- 照明と明るさ
- 玄関が薄暗いと良い気が奥まで届きにくいと読まれ、照明を明るくすることが基本の作法とされます。日中も暗い玄関には、間接照明やセンサーライトを足す流儀が定番です。
- 鏡の置き方
- 鏡を置くなら、入って正面ではなく左右どちらかの壁に置くのが定番とされます。正面に置くと入ってきた良い気をそのまま外へ跳ね返してしまうと読まれ、避ける流儀が多数派です。
- 置かないほうがよいもの
- ドライフラワーや枯れた植物、壊れた傘、使わなくなった靴は、気を滞らせるものとして玄関に置かない流儀が広く共有されています。生花や生きた植物に替えると、入口の気が生き生きすると読まれます。
- 方角別のひと工夫
- 玄関の向きによっても整え方の重点は変わるとされ、東向きなら朝の換気、西向きなら夕方の照明、南向きなら日差しの調整が重視される流儀があります。まずは自宅の玄関がどちらを向いているかを確認するのが最初の一歩です。
たたきの靴を人数分までに減らし、照明を明るく保ち、鏡を置くなら入って左右どちらかに――というのが定番の整え方です。ドライフラワーや壊れた傘を置かず、生花や生きた植物に替えることで、入口の気を生き生きと保てるとされています。
寝室
一日の気を入れ替える場所で、恋愛運の中心ともされます。
眠っている間に気を取り込む、というのが風水の寝室の読みで、家の中でも玄関と並ぶ重要な場所とされます。恋愛の悩みで風水を頼るとき、最初に見るのはたいてい寝室です。無防備な状態で長い時間を過ごす場所だからこそ、整え方の影響を受けやすいと考えられています。
- 寝具と掃除
- 寝具をこまめに洗うことが基本の整え方とされます。汗や湿気を吸った寝具をそのままにすると気が滞ると読まれ、シーツや枕カバーを定期的に替えることが勧められています。
- 鏡とベッドの位置
- 鏡に寝姿が映らないようにするのが定番の作法です。就寝中に鏡へ姿が映ると気を消耗すると読まれ、鏡を別の壁に移すか、就寝時だけ布をかける工夫が広く共有されています。
- 枕の向き
- 枕の向きは北枕を吉とする読みが風水では主流で、縁起が悪いという言い伝えとは逆になります。北は静かな気を持つ方角のため、頭を北に向けて眠ることで深い休息を得やすいと考えられています。
- 香りと照明
- 寝室では強い香りより、やわらかな香りをほのかに漂わせる程度が好まれるとされます。照明も明るすぎず、あたたかみのある色味に調整することで、気持ちを落ち着けて眠りにつきやすくなると読まれています。
- スマートフォンとの距離
- 枕元にスマートフォンを置かないことも定番の作法です。画面の光や通知音が気を乱すと読まれ、就寝中は別の部屋や離れた場所で充電する習慣が勧められています。
寝具をこまめに洗い、鏡に寝姿が映らないようにし、枕元にスマートフォンを置かない――が寝室の三大定番です。枕の向きを北に替えるだけでも、静かな気を取り込みやすくなる整え方のひとつとされています。
トイレ
家の中で唯一、悪い気を流して手放す場所とされます。
トイレは健康運と家全体の運気の底を支える場所と読まれます。どの方角にあっても良し悪しを言われがちな場所ですが、清潔にしてあれば方角の凶は薄まる、というのが通説の落としどころです。水を流す場所であるため、気の流れをそのまま象徴する空間として扱われます。
- ふたと換気
- 便座のふたを閉める、使用後は換気をする、というのが基本の作法とされます。ふたを開けたままにすると気が逃げやすいと読まれ、こまめに閉める習慣が広く共有されています。
- 掃除と観葉植物
- こまめな掃除がもっとも重視される整え方です。加えて、小さな観葉植物を置くと悪い気を吸い取ってくれると読む流儀があり、日陰でも育つ種類が選ばれやすい傾向があります。
- 持ち込まないほうがよいもの
- カレンダーや本、雑誌を持ち込まないという流儀が広く共有されています。長居につながるものを置くと気が滞ると読まれ、トイレでの滞在時間を短くすることが勧められています。
- 方角ごとの注意点
- 北のトイレは冷えやすく、西のトイレは金運に響きやすいなど、方角ごとに語られる注意点があります。ただしどの方角でも、清潔さと換気を優先すれば大きな崩れは防げる、というのが多数派の考え方です。
- スリッパと香りの使い分け
- トイレ専用のスリッパを用意し、他の部屋の履物と混ぜないのが定番の作法とされます。香りは強い芳香剤よりほのかに香る程度を選び、換気を優先したうえで補助的に使うのがよいとする流儀が広がっています。
ふたを閉める・こまめに掃除する・長居しないというのが三大定番です。カレンダーや本を持ち込まず、小さな観葉植物を一つ置くだけでも、気の滞りを防ぐ整え方になるとされています。
財布
持ち歩く「お金の家」とされ、金運の話で方角と並ぶ定番です。
財布はお金が住む場所とされ、居心地がよいほどお金が集まり、居づらいほど出ていくと読まれます。レシートで膨らんだ財布が金運に悪いとされるのは、この「家」の読みから来ています。長財布か二つ折りかといった形よりも、中の状態を整えることが重視される傾向があります。
- 色の選び方
- 金運を後押ししたいなら黄色や金・茶色、使いすぎを抑えたいなら黒や紺、というのが色選びの定番です。緑は蓄えを安定させる色、赤は動きを活発にする色として、目的に応じて選び分ける流儀があります。
- 中の整理
- レシートを毎日出す、お札の向きをそろえる、ポイントカードを持ちすぎない――が財布の中を整える三大定番です。中がぎゅうぎゅうに詰まった財布は居心地が悪いと読まれ、定期的な見直しが勧められています。
- 素材との相性
- 本革は気を吸いやすく長く育てる素材、合成皮革は軽やかに使い切る素材として語られることがあります。ファスナー付きの財布は気を漏らしにくいと読む流儀もあり、形より扱いやすさを優先する考え方も広がっています。
- 買い替えの時期
- 春に買う「張る財布」、9月の実り財布など、買い替え時期にまつわる言い伝えがあります。ただし時期にこだわりすぎるより、傷みや型崩れが目立ってきたタイミングで替えるのが実用的とする流儀も多いようです。
- 持ち歩き方
- ズボンの後ろポケットに入れて座ると財布が圧迫され、お金が居づらくなると読まれます。バッグの中でも定位置を決め、他の荷物に押しつぶされないよう扱うことが、財布を大切な家として扱う作法とされています。
レシートを毎日出し、お札の向きをそろえ、使わないカードを減らすというのが定番の作法です。色は金運なら黄色や茶色、使いすぎを抑えたいなら黒を選ぶなど、目的に合わせて整えていくとよいとされています。
観葉植物
生きた気をそのまま持ち込める、風水の定番アイテムです。
植物は成長する生きた気の象徴とされ、置くだけで場の気を持ち上げると読まれます。葉の形で使い分けるのが通説で、丸い葉は気をやわらげ、上へ尖った葉は気を活発にするとされます。土に根を張る性質から、安定や蓄えの象徴として語られることもあります。
- 葉の形での使い分け
- 丸い葉の植物は人間関係をやわらげ、上へまっすぐ伸びる葉の植物は発展や活力を後押しすると読まれます。トゲのある植物は魔除けの意味を持つ一方、玄関以外では扱いに注意する流儀もあります。
- 方角ごとの相性
- 東や南には上へ伸びるタイプ、寝室や人間関係を和らげたい場所には丸い葉のタイプが定番の組み合わせです。玄関にはあまり大きすぎない、手入れしやすいサイズを選ぶ流儀が広く共有されています。
- 手入れと数の考え方
- 枯れた葉をそのままにすると逆に働くとされるため、世話できる数だけ置くのが作法です。造花よりも生きた植物のほうが気を持ち上げると読む流儀が多く、造花を使う場合はこまめなほこり取りが勧められています。
- 避けたい置き方
- 枯れかけた植物を玄関やリビングの目立つ場所に置き続けることは避ける流儀が多数派です。トゲのある植物を寝室に置くと落ち着きを欠くと読まれ、寝室には丸い葉のものを選ぶのが定番とされています。
- 鉢と土の手入れ
- 陶器の鉢は気を落ち着けて留める性質、素焼きの鉢は風通しをよくする性質があるとされ、置く場所によって使い分ける流儀があります。土の表面が乾いたら水をやり、受け皿に水を溜めっぱなしにしないことも整え方のひとつです。
元気に育てられる数だけ植物を置き、枯れた葉はこまめに取り除くのが基本の整え方です。場所ごとに丸い葉と尖った葉を使い分けることで、和らげたい気と活発にしたい気の両方に対応できるとされています。
鏡
気を跳ね返し、映したものを増やすとされる道具です。
鏡は良い気も悪い気も反射し、映り込んだものの気を倍にすると読まれます。置き方ひとつで吉にも凶にも働く、扱いに作法の多いアイテムです。数が増えるほど気を跳ね返す力も強まるとされ、家の中に何枚あるか把握しておくことが勧められています。
- 玄関での置き方
- 玄関の正面に鏡を置くと、入ってきた気をそのまま跳ね返してしまうと読まれ、避ける流儀が多数派です。置くなら入って左右どちらかの壁が定番とされ、映る範囲に生花や好きなものを置くとよいとされています。
- 寝室での置き方
- 寝姿が鏡に映ると気を消耗すると読まれ、就寝中は布をかけるか、映らない位置に動かすのが定番です。恋愛運を意識する場合は、女性は入って左、男性は右に鏡を置くという流儀もあります。
- 合わせ鏡を避ける
- 鏡同士が向かい合う合わせ鏡は、気が延々と反射し続けて疲れると読まれ、避ける流儀が広く共有されています。廊下や洗面所で鏡を増やす際は、向かい合わせにならないよう配置を確認することが勧められています。
- 映すものを選ぶ
- 鏡に映る範囲へ花や好きな絵、明るい色のものを置くと、その気を倍にすると読む流儀があります。逆に散らかった棚やゴミ箱が映り込むと、その状態ごと増幅されるとされ、映る範囲を整えることが重視されています。
- 手入れの仕方
- 曇りや水垢のついた鏡は気を正しく跳ね返せないとされ、こまめに拭いて曇りのない状態を保つことが基本の作法です。ひびの入った鏡はそのままにせず、早めに買い替えるとよいという流儀も広く共有されています。
玄関の正面や合わせ鏡になる配置は避け、映る範囲には花や好きなものを置くのが定番の整え方です。寝室では寝姿が映らないようにするだけでも、気の消耗を防ぐ工夫のひとつになるとされています。
風水の解釈は流派(八宅・玄空など)により異なります。ここに書いたのは日本で広く共有されている通説で、同じ方角でも家の向きや生まれ年で読みが変わる流派もあります。
気になる場所があったなら
方角と場所の意味はここまでで読めます。あなたの部屋で何から整えるとよいかは、宵に聞いてみてください。